吉川英治記念館の建つ青梅吉野梅郷は、戦中戦後にかけて英治が住み「新・平家物語」を執筆したゆかりの地です。吉川英治は、生前こよなく紅梅を愛し、雪中に映えるその色をめでていました。その英治の愛した紅梅にちなんで、ささやかな菓子どころを『紅梅苑』となづけお店の歴史ははじまりました。記念館を訪れた皆さまに梅郷の味を楽しんでいただけるように、梅の風味を生かしたかずかずの和菓子や冷菓、自家製の梅甘露煮、また、栗おこわのお重のお食事などもありますので、記念館にお越しの際は、是非、お立ち寄りください。ウィンドウに並ぶ和菓子は、見て美しく、食べて美味しい、まさに日本の伝統を受け継ぐ逸品です。青梅の地と共に歩んできた紅梅苑さんは、他県から訪れた方を手厚くおもてなす和菓子屋さんとして多くの方に愛されています。